■大阪にお住まいのk様よりリングとペンダントの オーダーを頂きました。 前回のアールデコ調スペーシーリングに続く第2 弾です。今回はk様のお好きな江戸時代の作家 伊藤若冲を意識した、僕風にアレンジした作品を と言うことで、メールやk様専用ウエブページを使 いながら、進めて行きました。 今回のご要望で難しかったのが、アンティーク仕上 げ具合と、若冲をどうアレンジ展開するか?です。 得にゴールドの燻し仕上げは、何度かテストして、 これがベストだと言う方法を探しました。 色が単調にならないように3種類の異なる方法を 用い風合いを出しています。 お使いになって行くほど、年月が経てば経つほど、 味わいが増して行くと思います。 ■ 一品製作 k−18 k−18wg アンティーク仕上げ thank's naohiro & paox2pao-n |
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k様よりお預かりいたしましたイメージです。 ゾウの鼻のうねり具合や、トラの触った感触が伝わ ってきそうなモコッとした質感、しばらくの期間、壁 に貼って観察していました。 『何か独特な流れがあるな〜。それにしても左の像 の絵などは、江戸時代の人が書いた?まったくグラ フィカルな感じで、キャンバスはこれは、荒い麻かな にかかな?何をどう使って、どう展開、主張、僕風に アレンジすべきか 、、、。 お預かりした、ルースはルチルだから、トラのイメージ かな?』などと考えました。 |
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で、生み出したのがこちらです。 トラのモッコリ感、像の鼻や波に見られるうねりを意識いたしました。 インデックスリング(一指し指用)なので、アーム部分は斜めにしています (一指し指の付け根は斜めなので安定がいい)遊び心と、デザインも増して 面白いのでは? |
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本体k−18に加え、リング内面とペンダントの 裏面に別パーツk−18ホワイトゴールドでアク セントを付けました。 リングはデザイン上アーム部分が太く、全体の 重量から考えても重くなりすぎるので、普通は 裏から軽くするために抜いたりするのですが、 それはなるべくやりたくなかったのです。 見えない部分ですが、こうすることで、作品のグ レードアップをはかりました。 身につけてる方にしかわからないおしゃれも、満 足度に繋がると思います。 本体とパーツとの隙間はわざとで、内部に溜ま った場合の汚れの抜け道です。 |
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ペンダントは、見る角度で変わる、うねりの表情を。 あと、バチカン部分にモチーフを付けました。 ↓でその意味がわかります。 |
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リング同様別パーツでアクセントを。 チェーンは、アンティーク感を出したかったので 2面カットのフィガロチェーン、今は4面カットが主流 らしく、メーカーも店頭では在庫がなかったので、 探してもらいました。 k様のご要望にもありました、アジャスターチェーン。 ポピュラーなのでは、コマの間隔が狭い物が多いの ですが、長いのに変更、クラスプもフックタイプに変更 インポート物を意識いたしました。 キューブのチャームはk様のリクエストです。 |
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見えない部分にこだわりを。 所有されているk様にしかわからないバチカンの裏部分に トラの手を。 オーダーメイドの魅力ですよね。 |
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バチカンと本体との取り付け部分もこだわりました。 |
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k様画像ありがとうございます。 どの様にご使用されるか、また身に付けられる方との 相性とかバランスはどうか、など確認できました!。 今回は悩みましたが、k様のご希望を現実にすべく、お 手伝い出来て、嬉しく思います。 価値観のお分かりになる方の元に行けて作品達も幸せ だと思います。 またお願いいたします。 |
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