■パーツが多い場合は簡単な図面を書いて制 作工程を考えたりします。 このペンダントトップは、初期の段階では透かし 模様の部分が、開くようにしようって、図面と、 頭の中では、完成してたのですが、予算の関 係上ボツになりました。。 普通に、ああ。。ココ開くんだな〜ってわかる構 造では、面白くないので、見た目は開きそうもな いんだけど、隠された部分を引っ張ることで、ロ ックが解除され、開いちゃうっての考えていたん ですけど。 また機会があったらチャレンジして見たいと思 います。 |
|
透かしのパーツはパラフィンワックスを使いました。 |
|
透かしのパーツ以外は、地金から作りました。 透かしパーツにはアクセントとしてミル鏨を使い、 模様を入れました。 |
|
ロウ付け(ロウ材を使っての接合)しまくったチェ ーンです。もともと一列のあづきチェーンを、2 列バージョンと3列のバージョンを作りました。 実際には、2列のチェーンがもう一本あります ので、ロウづけ個所はなんと700箇所オーバーです! |
|
透かしのパーツも唐草をロウ付けして、組みあ がりました。 |
|
ここで、表と裏のパーツとシャカダマを一気にロウ付 けいたします。 ちょうど、2つのパーツの接合面にシャカダマがくるよ うにしてるので、おのずと、シャカダマまで、ロウが回 ります。 |
|
ジョイントバチカンも、このチョーカー用に、地金から 手作りいたしました。 |
|
出来あがったのがこれです。 あまり光らないように、マットな感じに仕上げました。 左の面は、わざと表面を荒らした、表情にしてます この表情がこの作品の最大のコンセプトです。シル バーの地金を打ち出しにてお椀状にし、バーナー で半溶かし部分をランダムに作ったり、面の粗いハ ンマーで叩いたりして作りました。 |
|
お客様はとっても綺麗な方で、エレガントは雰囲 気をもってらっしゃいましたので、よくお似合いだっ たと思います。 最後までご覧頂きありがとうございます。 以上途中かなり省略してますが、こんな感じでお 作りいたしました。 |
|